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MUSIC NAKED ハダカの告白
Vol.44(2008年10月14日) orange pekoe 一覧を見る
orange pekoe
写真:orange pekoe 《L: ナガシマトモコ(Vo) 藤本一馬(G&Pro) :R》
プロフィール
1998年、関西の大学の軽音楽部で意気投合し結成。 ジャズ、ボサノヴァ、ソウルなど様々なジャンルをオリジナルフレーヴァーで味付けした カフェミュージックに注目が集まる。 関西のカフェ、クラブを中心にライヴ活動した後、2001年にミニアルバム「orange pekoe」をリリース。 翌2002年にシングル「Happy Valley」でメジャーデビュー。 これまでにシングル9枚、オリジナル アルバム5枚をリリース。 11月12日には結成10周年を記念したベストアルバム「10th Anniversary Best Album SUN & MOON」もリリースされる。
orange pekoeの音楽と街の音楽の流れがリンクしたのは不思議でしたね。
大学の軽音楽部で結成してから10年が経ちましたが、この10年間でお互いに変化はありましたか?
「(ナガシマについて)意外にそんなに変わってないのが面白いと思っています。 車の運転が上達したとか、そういうのはありますけど(笑)。 この10年は凝縮した時間だったので、毎回ファーストアルバムのつもりで創ったり、チャレンジしたりという 同じ考え方を共有してずっとやって来られたのは良かったなと思いますね。 あとは外見的にお年をお召しになってきたのかな、と(笑)。(ナガシマさんから「失礼な!」とのツッコミあり。) 歌的には太くなってきたのは感じますね。」(藤本)
「(藤本の)ビジュアルは変わりましたよね、まず(笑)。基本的には創っている曲や音楽に対する考え方は変わらない印象ですね。 でも音楽家としての成長は、客観的に見て凄いしているなと思います。」(ナガシマ)
「orange pekoeとしてこれまで模索してきた部分、そして今後もやっていこうと思っているのは、 音楽の表面的なことではなくて内から感じるものや、自分が感動したことを伝えることなんです。 そのメッセージを今後も高めていきたいというのはありますね。」(藤本)
「常にどうしたらもっとそういう音楽になっていくだろうかというトライを10年間続けてきた感じですね。」(ナガシマ)

10年前といえば、いわゆるカフェミュージックが今のようにメジャーなものではありませんでしたよね。 私の勝手な想像ですが、関西のようにオープンカフェ文化がある場所で生まれたユニットだからこそ、この音楽性になったのかと。
「自分がボサノヴァやジャズのような音楽を好きになったのは、親父がギターを弾いていて、その弟さんがジャズピアノを弾いていたという 環境的に良かったのがありますね。親父の好きなThe Beatlesやフォーク系のもの、叔父さんが好きなジャズ系のものを 小さい頃から聴いていて、好きなものをチョイス出来たんです。ブラジル音楽については、先輩からMilton Nascimento(ブラジリアン・ポピュラーミュージックの代表的歌手で「ブラジルの声」と呼ばれている)の存在を教えてもらったりした時期と、クラブミュージックが徐々に認知され始めた時期がリンクしたんですね。その中でカフェもクラブと同時に盛り上がってきた感じがしていて、そこでorange pekoeとカフェのつながりが出来たと思います。 当時はカフェでブラジル音楽を聴くこともなくて、初めは全然つながっていなかった音楽がリンクしていったのは自分でも不思議ですね。」(藤本)
「orange pekoeが作品を出し始めたときには土壌が出来始めていて、カフェやクラブでライブをした時には受け入れられた時には 嬉しかったですね。」(ナガシマ)
「アシッドジャズから広がっていったクラブジャズ的音楽が日本でも定着していく流れと、カフェのサロン的な部分… そういう音楽が好きな人間が意見交換したり、イベントをやったり、ギャラリーのような空間プロデュースであったり、 また昼間から出来るという部分がマッチしていったんだと思います。僕たち自身はorange pekoeをカフェミュージックと呼んだことは なかったんですけど、何故かそういう雰囲気が出来上がっていたことは凄く面白く感じますね。 そういう時期に関西でもオープンカフェは増えていったんですよ。 高校時代に「ホットミルク」(アルバム「Wild Flowers」(2007)に収録)という曲を創った時は、いわゆるジャズっぽい音楽は それほど人気がなくて一抹の淋しさを感じていたんですけど(笑)、大学でナガシマと出会ってから街の雰囲気もクロスし始めて。」(藤本)
「そうすると自分たちが興味を持つようなブラジルの古い音源も、レコードからCDになって再発されたり、どんどんいい時代になりました(笑)。」(ナガシマ)
「僕が一番嬉しくて興奮したのは、あるクラブ好きの後輩に生音のジャズで踊ってる場所へ連れて行ってもらって、 こんな場所があったのか!と。」(藤本)
「クラブだとメインの時間が夜の2時くらいになるので、夜がしんどい人たちがそういう音楽を聴くために 昼間からイベントをやったらどうだろうということでカフェライブも広まっていったんだと思うんですよね。」(ナガシマ)

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「10th Anniversary Best Album SUN & MOON/orange pekoe」
(2008.11.12発売/¥3059(tax in)/BVCS21043)
1.Introduction 〜SUN〜 2.LOVE LIFE 3.極楽鳥 〜Bird of Paradise〜
4.Honeysuckle 5.キラキラ(for Wild Flowers) 6.ソングバード
7.Joyful World 8.空に架かるcircle 9.太陽のかけら
10.Happy Valley 11.Introduction 〜MOON〜 12.君の夜空
13.Beautiful Thing 14.ホットミルク 15.輪舞
16.黄金色の羽根 17やわらかな夜 .18.Selene
19.Birthday Song(present for ___version)
※初回限定盤(¥3360(tax in)/BVCS24018/DVD付)も同時発売
写真:10th Anniversary Best Album SUN & MOON/orange pekoe
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