| Vol.20(2008年8月15日) クレイジーケンバンド | ![]() |
- オリジナルとしては10枚目の区切り…”歌”をいつになく意識して創りました。
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ニューアルバム「ZERO」にも横浜色が強く出ていますね。 今作も23曲という2枚組みにしてもおかしくない充実度です。「曲に関しては「創る」というのではなく「出す」という感じなんですね。 先天的に作曲が出来たんですよ、子供の頃に。 音楽の成績は1だったんですけど(苦笑)、メロディとアレンジだけは頭の中で鳴るんですね。 音楽に興味を持つ前にそうだったんですよ。 小学5年くらいに鍵盤に触れて、コードという概念を知らないので、勝手に和音を創って名前をつけて。 「夕方」「夜明け」「猫」とか。その響きを覚えておいて、出て来たメロディをアレンジしてましたね。 作曲家として仕事をしたいなと思ったんですけど、どうすればいいかがわからなくて、 中学3年の時にD通(某大手広告代理店)に電話して「CMソングの部門に就職したいんですけど」って(笑)。 そうしているうちに音楽会社の方と知り合って、音を具現化するのにバンドが必要ということがわかってきたんですね。 バンド組むと、メンバーはいつライブするの?と聴くわけですよ。え?ライブなんかやんないよ、みたいな(笑)。 楽曲創るだけ、というと皆辞めていってしまうんですね。ファーストプライオリティがライブではなく楽曲だったんですよ。」
楽曲が浮かんでくる、というイメージは今も変わらないんですか?歌詞はどうなんでしょう?「楽曲は天然のままです(笑)。音楽をちゃんと勉強する機会を逸してしまったので、 僕が弾いた音を小野瀬(G)が譜面に起こしていくんですよ。コードの名前も、押さえることは出来るけど知らないし(笑)。 歌詞はすぐは出て来ないですね…でも出て来ているとすればメロディにすでにそんなメッセージがあるんですよ。 「猫」という曲だったら、メロディが出て来た時に猫感があったんです(笑)。 ちょっとヨーロッパ感もあったので、そのメロディを歌詞に翻訳する感じです。 ”メロディ語”という言語があるとすれば、それを日本語に翻訳するという。」
オリジナルアルバムとしては10枚目ということで特別な意識はありましたか?「今まではあまり歌が突出しないようにサウンドとなじむような創りだったんですけど、 今回は「歌モノアルバム」にしてみたいというのがありまして、ミックスする時も歌が立つようにしたんですよ。 そのせいで他の楽器のボロもくっきり聴こえるようになっちゃったんで直すのが大変でした(笑)。 歌もね、音程が悪いのがモロばれで、力技で何とかしたって感じですね。 でも今までの作品で一番の満足度ですね。 最初の3〜4枚は出来た後グチばっかり言ってましたね。必要なパート(鍵盤)がいなかったりね(笑)。 その後鍵盤のメンバーを入れてようやく本道に戻ったと思ったら、前からのファンに文句を言われたり。 「それはクレイジーケンバンド(仮)なんだ!」みたいな。」
楽曲ありき、という剣さんがライブに臨む時はどのような気持ちなんですか?「春夏には楽曲がたくさん思い浮かぶんですけど、秋冬になると全然浮かばないんですね。 だからやることないんですね(笑)。かといってボーっとしているのもイヤなのでライブやろう!と。 ツアーがあるおかげで1年間アグレッシブに動けるというね。 昔は正直言ってレコーディングの方が好きだったんですけど、今はライブとの循環バランスがいいので、 ライブで起こったケミストリーが次の楽曲に反映される部分があったり、ライブの重要性がわかってきたんですよね。 レコーディングもライブも我々にとって重要な要素であるということが、今やっとぶれていたチューニングが合って 「ZERO」になったという感じです。だから今から始まる、みたいな…時間かかりすぎ!(笑)」
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| 「ZERO/クレイジーケンバンド」 (2008.8.13発売/¥3150(tax in)/XNAE10017) 1.Intro:Zero Zero One 2.ランタン 3.湾岸線 4.猫 5.デトロイト音頭 6.中古車 7.夏 8.蜂 9.島の娘 10.人間摩天楼 11.零 12.亀 13.魚 14.宇宙興業 15.福富町ブーガルー 16.ハマ風 17.Precious Precious Precious 18.音楽力 19.珊瑚礁 20.Smile Again 21.Lookin' your eyes 22.SAYONARA 23.Outro:Rewind Zero Zero One |
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